各種の野菜(ダイコン、カブ、ハクサイ、キャベツ)についての生長促進を調べた。処理液としては、グリーンガーディアン原液に、特許第1762871号による汚泥処理の上澄液を4:1の割合で加え、これの100倍と10倍の稀釈液を用いた。処理液の投与は、育成中の散水時に行い、水のみを投与した未処理のものと比較した。測定結果は、収穫量の重量によった。その結果を表7に示す。
表7から分かるように、野菜についても増収効果が認められた。特に10倍稀釈液が優れていた。
汚泥処理の廃液を肥料として同時に使用するので、植物の生長を一層促進させることができる。また、汚泥処理の廃液を有効利用するので、資源経済上も有益である。
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